ブログ

2025-04-25 23:09:00

1学期の数学は中学3学年とも「計算」

すなわち,がんばれば得点できるところ。中1では,5-3を減法(ひき算)と考えずに5という正の数(正の項)と-3という負の数(負の項)の2数の和ととらえて計算する。つまり実質 ひき算がなくなる。これは算数との大きな違いで,この発想の転換についていけないと,いつまでたってもしっくりこない羽目になる。なぜ ひき算より足し算の方にシフトするのか? → 足し算の方が使い勝手がいいから。 例  5+3は3+5と順番を変えてもいいけど,ひき算はできない(5-3と3-5は違う),また2+3+4は2+3から先に計算しても,3+4から先に計算してもいいが,2-3-4では2-3を先にするのと3-4から先にするのでは答えが変わる。 数学の合理性はこの辺りからも垣間見ることができておもしろい。