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2025-07-15 20:49:00

「嫉妬」ではなく「憧れ」

 嫉妬していては成長はない。嫉妬は自分が努力せずに相手が転落することを願う。憧れはその人のようになりたいという気持ちから努力する。大人の世界にもあるし,子どもの間でも存在する。クラスで一番できる仲間に憧れを持ち,その子のようにできる自分になりたいと願って努力する。そういった心構えをきちんと教えることが,クラス授業の第一歩であることは言うまでもない。

ちなみに,私の趣味であるテニスのクラブ内でも嫉妬が原因の不仲が生じることがある。大人は悔しい気持ちを表に出さず,嫉妬相手の弱みを見つけては陰で攻撃(悪口)を言う。その人に憐れみを感じるし,またその人のテニスの向上は望めない。哀しい限りだ。どうにかしたい。

2025-07-15 07:35:00

夏期講習始まる

 今年も夏期講習が始まった。中学3年生では,夏期講習→8月習熟度→10月習熟度→2学期中間→11月習熟度→2学期期末→冬期講習→1月習熟度→私立受験→公立受験 となる。1時間で1つのテーマ,例えば「理科の飽和水蒸気量や湿度の単元」を教えたとしても,全体のボリュームからして受験までの間,二度解説する時間はない。この「理科の飽和水蒸気量や湿度の単元」を教えることはもうないということだ。それを肝に据えて受験生には真剣に学ぶよう伝えたところだ。

2025-07-11 08:48:00

テニスでは線審がいない中でプレーすることとなった。

テニスのウィンブルドン選手権は今大会から線審を廃止し、電子機器によるライン判定を全面的に導入した。この変更について私は賛成だ。テニスは柔道やフィギアスケートなどと同じく審判が判定するが,判定の質が全く異なる。柔道では技を判定するが,そこには人の裁量が存在する。審判者そのものも優秀であり卓越した判定眼が要求される。だから選手も審判もともに成長していくことが理想である競技だと思う。しかし,テニスではどうだろうか。ライン際の判定においては精度のみ要求される。最近の電子機器の発達はとっくに人の目を凌いでいる。選手も人によるセーフ・アウトの判断に疑問を持ちながらプレーを続けることは,プレーそのものに集中力を欠くことこととなる。今までも線審の判定に選手が異議を唱えてビデオ判定で覆るシーンは多々あったが,線審が電子機器に負けているようで,かわいそうだ。セーフかアウトかはすでにはっきりとしており,それを正確に判定する機器がすでに存在するなら,それに任せればいいだけの話である。私などのアマチュアがするローカルな試合では,審判すらいない。いわゆるセルフジャッジ方式だ。自分のコートサイドの判断は自分が行うのだから,試合に集中しながら判定も正しく行わないといけない。対戦相手のジャッジに疑問が残ってイライラすることもある。相手のいやらしいアウトコールにイラつき負けることもある。ジャッジの難しさを肌で感じてきた。そのような経験もあって私は人が判定するより,電子機器が判定したほうが選手がプレーに集中できるし,また観ている側も安心だ。人は間違いを冒し反省して成長する。失敗は成功の母。だけれどもテニスのジャッジに関しては間違ってはならないのである。

2025-07-10 18:27:00

夏期講習は夜に行うのは正解か

 当塾では,夜に夏期講習を行うこととしました。理由は簡単です。暑いからです。親御さんの送迎も大変ですが,日中に自転車で来る生徒さんには心配です。特に帰りが。塾内はエアコンが効いて涼しいですが,その後,外に出て帰る途中はその温度差に本当に倒れはしないかと思っています。夏期講習のプランを練ったのは6月下旬でしたがここにきて,時間的な作戦はあっていると実感しています。

2025-07-07 23:19:00

センターの数学過去問を解いてすっきり

 おそらく生徒が1人で解いていたっとしても自己満足で楽しくないところ,あーじゃないか・こーじゃないかと議論しながら共同で解き進めていった場合は楽しかったという余韻が残る。これが本番で「緊張しない」「頭がよく回る」思考を産んでくれると思う。達成感こそ教えなければならないと再確認した。

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