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2025-07-11 08:48:00
テニスでは線審がいない中でプレーすることとなった。
テニスのウィンブルドン選手権は今大会から線審を廃止し、電子機器によるライン判定を全面的に導入した。この変更について私は賛成だ。テニスは柔道やフィギアスケートなどと同じく審判が判定するが,判定の質が全く異なる。柔道では技を判定するが,そこには人の裁量が存在する。審判者そのものも優秀であり卓越した判定眼が要求される。だから選手も審判もともに成長していくことが理想である競技だと思う。しかし,テニスではどうだろうか。ライン際の判定においては精度のみ要求される。最近の電子機器の発達はとっくに人の目を凌いでいる。選手も人によるセーフ・アウトの判断に疑問を持ちながらプレーを続けることは,プレーそのものに集中力を欠くことこととなる。今までも線審の判定に選手が異議を唱えてビデオ判定で覆るシーンは多々あったが,線審が電子機器に負けているようで,かわいそうだ。セーフかアウトかはすでにはっきりとしており,それを正確に判定する機器がすでに存在するなら,それに任せればいいだけの話である。私などのアマチュアがするローカルな試合では,審判すらいない。いわゆるセルフジャッジ方式だ。自分のコートサイドの判断は自分が行うのだから,試合に集中しながら判定も正しく行わないといけない。対戦相手のジャッジに疑問が残ってイライラすることもある。相手のいやらしいアウトコールにイラつき負けることもある。ジャッジの難しさを肌で感じてきた。そのような経験もあって私は人が判定するより,電子機器が判定したほうが選手がプレーに集中できるし,また観ている側も安心だ。人は間違いを冒し反省して成長する。失敗は成功の母。だけれどもテニスのジャッジに関しては間違ってはならないのである。